こんにちは
埼玉県所沢市の石州石工興業です
最近、だんだんと熱くなったきたかと思えば、涼しかったりと体にこたえそうな感じの気温で体調崩してしまいそうです。
これから夏本番、気温も暑くなり今年は雨も多そうということで、一層熱中症には気を付けましょう
さて今回は、一日の仕事の流れを書いていこうと思います。
メインの仕事のブロック敷設の一日を書きます。
基礎が出来ていて、丁張もかかっている状態から仕事を始めるとします。
まずブロックを配ります。
重機オペは、吊り具を使い積むところの傍までもっていきます
受け取り側は、受け取ったブロックを次のブロックが運ばれて来るまでに起こしていきます。
その際、積む場所から半分ずらして置いていきます。
一回に運ばれてくるブロックは7本ぐらいです。
大体、10mで1スパン22本ぐらいなので、30mで66本起こしていきます。
ちなみにブロック1本45~50kgあります。
↓ブロックを配った後、ブロックを起こしている所です
石屋さんも土工もブロックの移動は大変です。
もちろん1個1個しっかり抱え上げはしないですが、重労働で夏の暑い日はなおさら体力を消耗します。
その間、石屋さんは丁張を確認したり段割をしたり水糸を張り替えたりして、積む準備をしています。
準備ができ次第、積み始めていきます。
前にいた石屋さんは、生コンの高さは気にしていなくて、高ければ叩き込めばいいって感じでしたが、今の石屋さんは、積みやすい高さで均していくので、ブロック敷設も直線だとブロックを置いて2・3回叩いて次へみたいな感じなので、積むのが早いです。
ブロック配ってるのを追っかけで積んでくると、追いつかれる事もあります。
ブロックを配っていたグループは、ブロックが積み上がった場所に枠を建てていきます。
枠は450×1800の抜き枠、それを前は半貫や貫を割ったものを使って建てていましたが、今は鉄ピンを使って建てていきます。
裏込めコンクリートの幅が均一な時はパッキンと使い、変動していく時はスケールを使って建てます。
ブロック積の速さも見ながら、枠を建てていき同時に枠の後ろに砕石を入れて均していきます。土工が二人いる時は分担して行いますが、一人の時は大忙しです。
枠をすべて建てて、砕石をコンクリートを入れる高さで均し終わったら、打設の準備をします。
枠に剥離剤を塗って、スコップ類、鋤簾、バイブレーターを準備
ちょっと前は、発電機から線を伸ばしてやってましたが、今は充電バイブレーターなので準備も取り回しも楽になりました。
オペさんは、ホッパーに剥離剤を塗って生コンを受け取る段取りをします。
生コン車がやって打設開始です。
オペ以外は、先頭が鉄ピン上げて、ホッパー開けて、枠を半分くらい上げて、生コンかいて
2番目は、バイブレーターかけて、生コンかいて
一番後ろは、ブロックを積む高さにしてコテで均して、枠を抜きます
それと、どうしてもバイブレーターをかけると動いてしまう事があるので、動いたブロックを直すので、一番後ろは石屋さんです。
二人の場合はまた変わってきます。
打設が終わったら、抜き枠の掃除、目地から出た生コン掃除、ブロックにたれた生コンの掃除をして、1回戦終了です。
あくまで、基本的な1日の流れです。
敷設1日目はブロック積からですが2日目以降は、1日目を生コンを打設できる状態で終わらせて生コン打設→ブロック敷設の順番で行っています。
生コン打設~準備完了までの工程を、距離にもよりますが1日1~3回行います。
1日基礎型枠建込みの日もあれば、午前中基礎枠建込み・午後基礎コン打設や
基礎型枠脱型、調整コンクリート打設、天端になれば天端に合わせてブロックを切断したり、水抜きが入るところや折れ点はブロックを割っているのでモルタルを使って補修仕上げをする日もあります。
基本は、積み関係する作業だけですが
時には、掘削、埋め戻し、丁張掛けなどもすることがあります。
これから梅雨の時期になって雨の日が多くなってきます。
雨がひどいと生コン固まらないので、お休みになったりします。
雨の日が続くと、工期にも影響が出てしまいます。
ちなみに、そういうお休みの日を使って、ブログを書いています。
さて、ざっくりとですが1日の流れを説明してきました。
基本毎日、同じことの繰り返しなので楽とかもしれません。
そうすると、慣れと気のゆるみでケガや事故を起こしかなないので常に気を張って
気を付けていかないといけませんね
色々な仕事風景などは当社のYouTubeチャンネルで見ることができますので、ぜひアクセスしてみてください。
フォローもよろしくお願いしますm(__)m
今回はここまでにしたいと思います。
また、スキマ時間で書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
write by N・D