間知ブロック積み工事におすすめの資格①

こんにちは。

埼玉県所沢市にある有限会社石州石工興業です。


今回は、資格についてお話ししようと思います。


ひとえに資格といっても、様々なものがあり

業種・職種によっても様々な資格が存在します。


一番身近な資格として普通自動車免許だと思います

その他には、調理師免許とか建設業で言えば移動式クレーン運転者免許とか

があります。


調べてみると免許と資格は、ちょっと違うもの。

似たようなもので検定というのもあります。

まずは、免許、資格、検定について調べてみました。


資格とは

ある事を行うのに必要とされる条件


免許とは

ある特定な事を行うのを公官庁が許すこと。とか、一般に禁止されていることを、特定の場合に特定の人だけに許す行政処分

うーん、ちょっと理解しづらいです


資格は、持たずにその行為を行っても罰せられず。

免許は、持たずにその行為を行うと罰せられる。

資格という項目の中に、免許という分類があるといった感じですかね。


検定は、その行為を行うのに知識を持っている事を証明するもの

英検とか漢検とか、TOEICなどなど


資格にも、いろいろと種類があります。

国家資格・公的資格・民間資格などがあります。


国家資格は、法令に明記があり、関係省庁や地方自治体が所管する資格で、その中にも名称独占資格・必置資格・業務独占資格があります。


名称独占資格は、資格を持っていないとその名称を使えないというもので、調理師を名乗るには調理師免許。保育士とか建設関連では技能士もそうです。

学生のバイトが料理を作って提供するのは問題ないですが、調理師と名乗ってはいけないという事です。


必置資格は、ある業務を行う際に事業所などに資格者保持者を必ず置かなければならないと言うもので、建設関連で言えば足場の組み立て等作業主任者、地山の掘削作業主任者、土止め支保工作業主任者などで、職長も含まれます。


業務独占資格は、一般に禁止されている事を行うことを許されたり、職業として禁止されているものを許可するものです。

運転免許所・医師・薬剤師・弁護士・税理士などで、建設関連だとクレーン・デリック運転士、移動式クレーン運転士です。


公的資格は、これといった定義がある訳ではないのですが、国家資格に準ずるもといった感じのものです。

たとえば、簿記検定なんですが日商・全経・全商とあり、日商と全経は上位合格者には税理士試験の資格が与えられることから、公的資格みたいですが全商は民間資格になっています。


民間資格は、民間団体などが自由に設定できる資格で、国が資格者の能力を評価する資格から、社内でしか使えない社内資格、資格商法で取った無意味な資格まで、数多くの資格があります。



ここからは、免許や資格についてのいろいろな話をしようと思います。


教員免許は、正式名称を「教育職員免許状」と言います

多くの方が国家資格と思っていると思いますが、国家資格ではありません。

許可を出しているのが、国ではなく各都道府県の教育委員会が許可しているので国家資格にはなりません。

でも、持っていないと教壇に立つことは法律で禁止されています。

幼稚園、小学校、中学校、高等学校、養護、栄養と分類されています。



日本三大国家資格とは何か

一般的に三大資格は、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士と言われています。(諸説あり。。。)


弁護士・・・法律の専門家で司法試験に合格する必要があります。司法試験に合格すれば弁護士、裁判官、検察官になれます。

司法試験合格率は30~45%でそんなに難しくないのではと思いますが、司法試験の受験資格を得るのが難しいのです。受験資格は「法科大学院修了者」「法科大学院在籍中で一定の要因を満たすもの」「予備試験合格者」です。予備試験の合格率は5%だそうです。

これを見ると、難しい資格と言えます


公認会計士・・・会計のスペシャリストで、監査の業務を行うことができます。

受験資格は、特にありません。試験は短答式試験を受験して合格すると、論文式試験を受験でき、合格すると資格をもらえます。

合格率は、7~10%と低いうえに合格してから3年以上の実務経験がないと公認会計士の登録が出来ません。


不動産鑑定士・・・不動産の専門家です。

受験資格は特にありません。試験は、短答式試験を合格すると、論文式試験を受験することができ、合格して実務修習を行い国土交通大臣の終了確認を経て、登録になります。

合格率は、短答式試験が35%論文式試験が15%で、1年で両方合格する人は5%と難しい資格です。


さらに掘り下げていくと

弁理士・・・特許・実用新案など知的財産全般を取り扱う専門家です。

試験は、短答式・論文式・口述試験の3段階で合格率は、6~10%の難しいものです


建設、建築業にかかわる技術士

科学技術をカバーする国家資格で20の分野に分類されています。関係する分野は、建設・上下水道などがあります。

受験資格は特にありません。

試験は、一次試験を受け合格後に修習技術者になり監督者(7年以上の実務経験者)の下で4年の実務経験又は、7年以上の実務経験(修習技術者になる前の実務経験も含む)で二次試験を受けることができます。合格すると技術士となれます。

合格率は、一次試験で40%、二次試験で11%です。


この資格を取ると色々と特典があります。

一般建設業の営業所専任技術者又は主任者技術者の資格を有したり、

土木施工管理技士の筆記試験免除、労働安全コンサルタントの一部試験免除などがあります。


資格や免許についていろいろと説明をしてきたら、長くなってしまいましたので今回はここまで。

次回、【間知ブロック積み工事におすすめの資格②】を書いていきます。



write by N・D